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[Re:01] Please teach me run AkaiKKR with supercell 48 atoms (in Japanese)

Posted on : July 04, 2017 (Tue) 14:45:42

by Hitoshi GOMI

岩堀よしひろさま

コンパイルに成功しているように見えて実行すると落ちるのは、実装メモリの量の問題のときが多い気がしています。
コンパイル時に -mcmodel=medium のオプションをつけておられますでしょうか?
下記のスレッドを参照ください。
Increase natmmx without reducing other parameters
http://kkr.issp.u-tokyo.ac.jp/bbs/thread.php?id=252


またdos計算はgo計算で得られたポテンシャルファイルを必要としますが、go計算は正しく収束していますか?


それから msex=35 としているようですが、下記スレッドの報告もあるので msex=201 としておいたほうがよいかもしれません。
http://kkr.issp.u-tokyo.ac.jp/bbs/message.php?id=190




以降、落ちる問題とは関係ないと思いますが、入力ファイルを見て気づいた点をいくつか。


正方晶なので原子位置はfractional coordinateで与えるべきと思います。
0.0000a 0.0000b 0.0000c Nb
元ファイルはおそらく意図していない位置に原子があるはずです。


スーパーセル法をあまり使わないので自信ないのですが type は全ての原子位置に対して別々に定義しておくほうが安全と思います。
c ntyp
48
c---
c type ncmp rmt field mxl anclr conc
V1 1 1 0.0 2 23 100
V2 1 1 0.0 2 23 100
...
Nb 1 1 0.0 2 41 100
c---
c natm
48
c---
c atmicx atmtyp
0.0000a 0.0000b 0.0000c Nb
0.2500a 0.2500b 0.2500c V1
0.0000a 0.0000b 0.5000c V2
...
といった感じで。


ただしこれをやると色々なサブルーチンから怒られるかもしれません。
chklat.f とか gsdatp.f とか totalw.f とか。
それらのソースの ntypmx や ncmpmx を大きくすればいいだけだとは思いますが、あまりやってみたこと無いので分かりません。

五味