[Re:01] KKR法での置換した系の適用範囲について
Posted on : October 01, 2018 (Mon) 09:18:35
by Administrator
犬飼様
希薄極限に限らず用いることができます.
KKR-CPA(あるいは一般的にCPA法)は有限濃度(希薄極限を含む)の不規則系を扱うために開発された手法であり,希薄系のみならずいかなる濃度においてもsingle site近似のもとで配置平均に対する最良近似となっています(最良というのは変分的な意味で最良ということです).希薄極限の場合ではCPAを用いる必要はなくKKRの不純物問題として扱うことができます.