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Re^3:On the TiC and BaTiO3 calculation ( in japanese)
Posted on : April 27, 2005 (Wed) 10:16:03
by Kobayashi Kazuaki
物質・材料研究機構の小林です。
早速のお返事ありがとうございます。
>問題の方はPbTiO3,BaTiO3で状態密度をもってしまうことです。
>今dosの計算でk点を(h だのuだので指定するのでなく数値で)
>増やして計算させているところです。
これらの物質はギャップを持ったシステムなので、本来なら
少ないk点数でも良く記述できるはずなので、k点を増やして
計算というのには、少し違和感を感じます。
状態密度ではなくバンド構造(E-k分散)は見られたでしょうか?。
ひょっとしたら、ゴーストバンドがフェルミレベル以下に存在して、
それが悪さをしていることはないでしょうか?。
この計算手法では、おそらく四面体法でk点の足し上げを行って
ると思われるので、関係ないかもしれませんが、バンドに何らかの
ブローデニング(広がり)が施されて(或いは存在して)いて、
バンドギャップ内に、バンドの広がりによる状態が染み出して、
それを見ているということはないでしょうか?。
以上、的外れなものだったらご容赦下さい。
(--@--は変なメイル対策)