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Re^4:On the TiC and BaTiO3 calculation ( in japanese)

Posted on : April 27, 2005 (Wed) 11:20:48

by Yukihiro Okuno

小林さん。

富士フィルム 奥野です。

お世話になっています。
また親切なお返事、本当にありがとうございます。

>>問題の方はPbTiO3,BaTiO3で状態密度をもってしまうことです。
>>今dosの計算でk点を(h だのuだので指定するのでなく数値で)
>>増やして計算させているところです。

> これらの物質はギャップを持ったシステムなので、本来なら
>少ないk点数でも良く記述できるはずなので、k点を増やして
>計算というのには、少し違和感を感じます。

はい。「きれいな」DOSでなければk点の数が少なくても大丈夫かと
思っていたのですが、なぜだかPbTiO3,BaTiO3がフェルミエネルギーに
ウェイトをもってしまっています。(すくなくとも、k点が非常に
すくない場合)


> 状態密度ではなくバンド構造(E-k分散)は見られたでしょうか?。
>ひょっとしたら、ゴーストバンドがフェルミレベル以下に存在して、
>それが悪さをしていることはないでしょうか?。

すみません。AKAI-KKRでバンド構造はみることはできましたでしょうか?
もちろん、KKRでバンド構造は計算できますが、現状のAKAI-KKRでは
バンド構造の図示とか計算とかはできなかったきがするのですが。
(かんちがいならすみません。)
それと、KKRのような手法でもEで線形化したり、擬ポテンシャル
を利用しない計算でもゴーストは発生するものなのでしょうか?

> この計算手法では、おそらく四面体法でk点の足し上げを行って
>ると思われるので、関係ないかもしれませんが、バンドに何らかの
>ブローデニング(広がり)が施されて(或いは存在して)いて、
>バンドギャップ内に、バンドの広がりによる状態が染み出して、
>それを見ているということはないでしょうか?。

4面体法をつかっているかどうかはわからないのですが、(つかって
いないように見えるのですが)ブローデニングに対応するのが
この場合Green関数の虚数部だと思うのですがedeltというパラメータ
として一応0.0001と値を小さくなるまで収束させております。


奥野幸洋