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Re^4:Relation between Bloch spectral function and DOS(in Japanese)

Posted on : August 08, 2007 (Wed) 14:02:31

by Masahiro Tanaka

小林様

お世話になっています。
京セラの田中です。

いつも懇切丁寧な対応ありがとう
ございます。

CPA以外の方法と比較してみます。

> お返事感謝です。
>
>>早速のご回答ありがとうございました。
>>確認したところ、
>>総電子数16.00に対して
>>ブロッホスペクトル関数の和も
>>状態密度も15.99という値になりました。
>>
>>一致しているようですね。
>>
>>結局、ブロッホスペクトル関数に、
>>状態密度に現れない不純物準位が現れたのは
>>サンプル点が少なかったことが
>>原因なのでしょうか?
>
> これは筆者には何とも言えません。
> 
> この一致から(状態密度に現れない)不純物準位が、
>フェルミレベル下にあるとしたら、足し上げの仕方が
>間違っていない限り、その準位からの寄与は正しく
>考慮されていると思われます。
>
>>>>ブロッホスペクトル関数を全ブリルアンゾーンに渡って
>>>>足しあげたものが状態密度であると考えていいでしょうか?
>
> (足し上げの仕方の詳細は分かりませんが)おそらくそれでいいと
>思います。
>
>>>>
>>>>適当なサンプル点で出力したブロッホスペクトル関数には、
>>>>状態密度には現れないピーク(谷ピークと山ピークの対になって)
>>>>が見えたりするのですが。
>>>>CPA計算をしている場合です。
>>>>
>
> おそらく各k点毎に対称性による重みを付けて足し上げるので、
>個々のピークの寄与が状態密度の中に埋もれるいるのかもしれません。
>また、状態密度をより詳細(縦軸[=状態数]を拡大)に見ると、
>対応するピークが見つかるかもしれません。
>
> 個々のk点でのピーク(の頂点)の連なりが、バンド構造に相当する
>と思われます。CPA計算ということは、扱っている系はランダム系と
>思われるので直接比較出来る理論結果(バンド構造)がないかもしれません
>が、類似する規則系の計算結果があれば、それと比較してみることも
>有効かもしれません。
>
> 的外れな応答であった場合はご容赦ください。
>
> "-@-"はスパムメイル対策です。"-@-" → "@"としてください。