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Re^6:KKR is not suitable for non-isotoropy structure? (in Japanese)
Posted on : October 02, 2002 (Wed) 22:20:07
by Kobayashi Kazuaki
>岡本さんの話をちょっと聞いても,やはり物理学会でのわけのわからん話より,
>やはり「役に立つ材料」の話のほうが面白いように思います。物理のひとのやってる
>小難しい話は,ほんとしばしば「なんのためにやってるの?」といいたく
>なることが多いです---なんか本末転倒的に「こむずかしいからありがたい」
>みたいな意味不明の袋小路的思想があります.
>
>ほんとどれだけのことができるかは,未知な部分も多いですが、
>材料開発の現場におられる方とコンタクトを取りつつ,
>いろんなことをやっていくのがいいんじゃないかと思っています。
>方法論の開発などもニーズや重要度を
>見極めつつ優先順位をつけてアタックしていく必要があります。
>粘り強くやっていきたいと思っていますので
>よろしくおねがいします...
>
>基礎的なプログラムや方法論の開発は「こんな風に応用したらこんな予想がでました!」
>みたいな派手な話に比べると陰気だし人も少ないし、予算もつきにくいし(工学部の人は
>金を取ってくるのがうますぎる),なかなかしんどい業界なんですが、本質的に重要です
>(まあ,どうかなーと思うような話も多いですが。。。).
>もちろん,どう適用していくか?もすごく重要なんですが、同時に
>「きちんと方法論やプログラムを開発していくこと」も同じぐらい重要です,といいたいです.
>せめて予算の半分は,こういう陰気な分野につけていただきたいです(という愚痴です).
>
>10年もたったら世界的に「電子状態計算コード」は,かなり整理統合が進んでくると思います。
>このままでは日本発のものは,開発者(=利用者)がいなくなったら,
>そのまま衰退しなくなっていくものがほとんどだろうと思います。
>大体が,中途半端に世界の後追いしても仕方ないです。ソフトウエアはロケット
>とかとはだいぶ違うんですね----1個作るのと1億個作るのの手間は同じなんですから。。。
>
>でも,AkaiKKRは,いくつか重要な特徴があって,
>10年後でも世界レベルでの競争に勝ち残り,電子状態計算のレベルを底上げできる
>可能性が結構あると思います。赤井先生におべんちゃらを言う気はまったくない
>です---これから,赤井先生がクレバーにやれるかどうかにかかっているでしょう。
>くそまじめ(いい点でもあるんですが)はやめてもらいたい.
>
>どうもうだうだ書いてすみません。
>
>小谷
今、時間がないので手短に、小谷さんのおっしゃることは最もだと思います。
筆者も出来る限り協力したいと思います。